ワシントンDCは大人のテーマパーク
日時:2004年7月
同行者:単独
人気のアメリカ都市は、ニューヨークやロサンゼルスでしょうが、少数派であることを自認して、あえてワシントンDCを推したいと思います。
地方から上京し、銀座(ニューヨークと見立て)でなく皇居や国会議事堂(ワシントンDCと見立て)を訪問するようなお上りさんコースかもしれませんが、一度は行くべきです。ワシントンDCはアメリカの首都で、国際ニュースでは、議事堂やホワイトハウス、ワシントンモニュメントが必ず現れます。訪問後はニュースや歴史が身近になります。ダレス空港(IAD)から市内へは、バスと地下鉄を乗り継ぐのが最も経済的です。ざっと見所は次の通りです。
- 博物館、美術館 : スミソニアン博物館(航空宇宙、自然史、東洋史等)、ナショナルギャラリー、他にも変わった博物館が多数有。
- 政府関係建物等:ホワイトハウス、国会議事堂、国立公文書館
- 記念碑等:リンカーン記念堂、ジェファーソンメモリアル、アーリントン国立墓地、ワシントンモニュメント
私は、アポロ宇宙船やゼロ戦、ケネディ大統領のお墓、リンカーン像、ポトマック川沿いの硫黄島の星条旗像に感激した記憶があります。サスペンスが好きな人は、FBI本部、ペンタゴン、スパイ博物館などへ行かれたらどうですか。
これらは、ほとんど無料で、アメリカを代表する規模と見所で一杯ですので、観光には数日が必要となります。ANA直行便もあるので、ワシントンDC経由でフロリダ等行く場合には、ぜひ滞在することをお勧めします。ロサンゼルスのディズニーランドやユニバーサルスタジオのテーマパークを家族で訪問される方も多いと思いますが、ワシントンDCはいわば、大人のテーマパーク観光といったところです。
政府関係機関によっては、中に入れることがあります。また、7月と12月に訪問した経験から見ると、冬場は寒さが厳しいですが、美術館が主目的でしたら、空いていて穴場かも知れません。