高雄、台南へ
日程:2018年1月5日(金)-1月8日(月)
同行者:妻
冬場に暖かい旅行先をと探し、台南、高雄へ行ってきました。
気候は最高気温が20-24℃で、シャツ1枚の人やダウンを着ている人など様々です。生憎曇りや雨でどんよりしていて、PM2.5の影響かしらと思ってしまいました。しかし、旧正月前のこの時期の訪問は飛行機代やホテル代も安く、気候も温暖で、案外穴場と感じました。
ANA便は高いので、共同運航のEVA航空格安便を見つけました。台湾で唯一、5スターに格付された通りサービスは中々と思いましたが、映画が見られない飛行機で、行きの4時間半は退屈でした。
台南は、30年前に仕事で1か月ほど滞在して以来となります。その際、度正月の担仔麺を食べ、美味しかった記憶があります。一昨年、台北の度正月での、ニンニク風味に違和感を覚え、台南本店で再度食べてみようと思いました。ニンニク、香菜抜きを頼むと、今度は逆に油濃い感じでがっかりしました。30年で私の味覚が変わったのか、店の味が変わったのかはよくわかりません。
さて、台湾南部は、本省人が多く、台北より親日的と聞いたことがあります。台南駅舎を始め、ハヤシ百貨店や、愛国婦人会館など日本統治下の雰囲気が残る場所も行きました。ハヤシ百貨店屋上には、戦前の神社の跡もありました。愛国婦人というと軍国主義のイメージがあり、中々日本では残っていないと思いますが、台湾の人がレトロな雰囲気をより大切にしているのだと思いました。一方韓国も同じく日本統治下でした。朝鮮総督府は1995年まで国会や国立中央博物館として利用されていましたが、政府によって爆発解体されました。坊主憎けりゃ袈裟までもといったところです。同じ統治でありながら台湾の統治は海軍主体で紳士的で、朝鮮は陸軍主体で野蛮な統治をした結果、親日国と反日国になったと聞いたことがありますが、本当でしょうか?韓国、中国と台湾の3国で訪日客の6割以上を占め、年間1800万人という数は、日本人の総出国数より多くなっています。政治の世界では色々ありますが、皆仲良くしていきたいですね。
1月5日:成田→高雄、夕方六合夜市、宿は高雄福華大販店に3泊(朝からハーゲンダッツ食べ放題)
1月6日:台南日帰り旅行
1月7日:高雄市内(旗津島、蓮池潭、中央公園など)
1月8日:高雄→成田