甲種危険物取扱者試験

皆さんは、緊急事態宣言下でも、どういった楽しみを見つけていますか?

私は、脳トレも兼ねて、資格に挑戦しました。

工学系の資格を探す中で、危険物取扱者試験を見つけ、最も人気がある乙種第4類(ガソリンスタンドで必要な資格)をターゲットとしました。

早速テキストを購入し、1週間勉強しましたが、少し物足りなく思いました。

また、化学系の大学を卒業したら、甲種の受検資格があると知りました。普通は乙種1-6類を合格後に、甲種受検資格となるので、優遇されています。自分は化学工学科出身で受験資格もあるし、最初から甲種に挑戦と決めました。

テキストは、ネットでの口コミを見て、公論出版の黄色本を購入しました。

過去問が豊富で大変ですが、2か月で、2-3周するほど、勉強しました。

メチルエチルケトンパーオキサイドや過酸化ベンゾイルと言った化学物質名に閉口しましたが、繰り返す内に少しずつ馴染んできます。

試験内容は、

法令 15問

物理、化学 10問

危険物の性質 20問

で、それぞれで60%以上、正答する必要があります。

4月18日の試験当日、周囲は若い人ばかりで、女性も意外に多いなと思いました。多分、自分は一番年寄りかも知れません。試験時間は2時間半ですが、5択問題で迷ったら、直感を信じて、あれこれ悩まないようにしたので、1時間半で退出しました。

2週間後に結果発表があり、合格していました。

合格率は受検番号数から推定すると、33%です。

点数は、3科目とも80%でした。

感想ですが、

1.黄色本のテキストは大変役に立った。

2.物理、化学の問題数が10問と少ないので、重要なポイントとなる。

3.五択問題の対策や裏技といったサイトは、事前によく確認した方がいい。ひっかけ問題や、出題の意図が読めてくるようなら、正答に近づきます。

さて、次はどうしようか?

山の天気を知りたいので、気象予報士に挑戦しようかなと思ったら、NHKの朝ドラが、そのテーマなのですね。倍率高そうかな?

消防法がらみで、消防設備士試験はどうでしょうか?

先日、マンション地下CO2消化装置が作動して、4名の貴い命が失われる、痛ましい事故がありました。資格者を配置していなかったことが原因ということですが、人名を奪う、毒ガス室設備が何故、都内に3-4000個所もあるのかと思うと、大変恐ろしい話です。地下駐車場で、アラームが鳴ると、一刻も早く上に逃げないと必ず死ぬような欠陥設備に思えて仕方がありません。

詳しく勉強してみようかな。

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