自転車通勤のリスク

3密防止のため、会社でも自転車通勤を認めることとなり申請しました。8月から雨の日以外利用していますが、危ないと感じたことが何度かあります。

ハインリッヒの法則とは、1つの重大事故の裏には29の軽微事故があり、更に300ものヒヤリハットがあるというものです。重大事故にならないよう、経験したヒヤリハットを分析してみます。

 

1.スピード感

まず、スピード感が半端ないです。片道13kmの距離を40分ほどで着くので、車と変わりません。平均時速にすると18(ゆっくり時)~23(かなり急いだ時)km/hですが、体感は大きく違います。せいぜい到着時間は5分位しか変わらないので、落ち着いて乗りたいと思います。

 

2.細いタイヤ幅と高いサドル

GIANT社のCROSTAR最新型ですが、タイヤ幅が28Cから30Cへ2mm分太くなりました。しかしママチャリよりは細く、最初はハンドルがふらつきました。サドルも高く車体を傾けないと片足が地面に届きません。2か月間の運転で段々慣れてきて、手放し運転もできるようになりました。

3.路面状況

道路の左端には、石ころや異物が溜まっていて、段差や舗装も悪く、側溝のグレーチング幅が広いと、細いタイヤでは落ちてしまいそうです。路面状況を見て、危険を瞬時に避ける判断が必要です。

4.対クルマ

風圧を感じるほど、間隔を開けずに追い越す車がいて、怖い思いをします。自転車にはバックミラーは無いので、電気自動車が音もたてずに近づくとびっくりします。

車の渋滞時に、左側をゆっくり進んでいたら、助手席ドアが急に開き人が降りてきてびっくりしました。

5.対歩行者

時々歩道も走行しますが、歩行者が横から不意にでてきます。前方だけでなく、道路状況、横からの歩行者など、全ての視覚情報を瞬時に判断し、動きを予想する必要があり、車の運転より注意が必要だと思いました。

6.ブレーキ

Vブレーキは、ママチャリ用より効きは良く、前輪の急ブレーキをかけると、後輪が浮いてしまうほどです。しかし、20キロ以上のスピードでの制動性は、やはり車より劣ります。中級クラスバイクの油圧ブレーキモデルを購入した方がよかったかもと思っています。

7.自転車トラブル

段差のショックで、前輪チェーンが外れてしまいました。手を真っ黒にし困っていたら、歩行者の人がギアを最も軽くし、チェーンを緩めたらとアドバイスをもらい、復旧できました。

まだ経験していませんが、パンクも心配です。空気圧を管理することで、大半のパンクは回避できるらしいですが、そのうちタイヤ交換方法をマスターする必要があると思います。

また、前輪の固定ボルトが少し緩んでいたことがありました。ママチャリでは考えたことがないような車体トラブルが心配です。

8.ライト

これから日が短くなります。ネットでLEDライトを購入したので、早めの点灯を心掛けます。後ろは反射板しかないので、背後用のライトも早めに購入しようと思います。

9.事故や盗難

会社への申請時に、個人賠償責任保険証の写しが必要で、新に自転車保険に入る必要があるのかと思いました。しかし、恥ずかしい話ですが、自動車保険や、生命保険のオプションとして加入済と知りました。

屋根付き駐輪場が会社敷地内にあるので、盗難の心配はなさそうです。

 

10.雨の日

Vブレーキの制動も悪くなるし、泥除けがついていないので、背中のシャツが泥だらけになってしまいました。かと言って、つけると見た目が悪くなるようで。。。

 

最後にメリットです。自転車に乗るようになって、体重が3kg減量しました。気のせいか、腹回りも締まってきました。夏場で汗を多くかいただけでなく、運動効果は確かなので、コロナ対応期間中は続けてみようと思います。

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