マッターホルン満喫
日程:2017年8月11日ー19日
同行者:妻、息子
ミラノ空港から中央駅へ向かうバス内で、スイス行のWEB予約をし、奇跡的に定刻数分前に列車に乗れたおかげで、丸1日遅れの旅程(中国乗継はもう止めように詳細)を半日遅れまでに回復しました。
ツエルマットに無事到着しホテルチェエクイン後、すぐに観光に出かけます。2日間有効のピークパスを買おうか迷いましたが、一生に一度だと思い購入しました。というのも、パスの値段が200CF(23,000円)と恐ろしく高いためです。結果的には、素晴らしい景色を堪能でき思い出に残るものとなりました。天候次第ですが初めて行かれる方にはお奨めします。
まず登山電車でゴルナーグラード展望台に向かいます。午後になりマッターホルンの周りに雲が湧き、頂上が見えたり見えなかったりです。帰りは途中のリッフェルベルクでロープウエーに乗換え一気に富士山頂上越えの高度まで向かうクラインマッターホルンへと向かいました。南東側から見るマッターホルンは高度感がなく、形も四角錘でないので、なんだか別の山を見ているようです。それにしても頂上は氷点下の寒さで、4時には施設が閉められるということであわてて、グレーシャーパレスの氷河宮殿を往復しました。空気が薄く動悸が激しくなりました。翌日は朝から再度グレーシャーパラダイスに向かいます。ロープーウエー内は夏スキー客で満員です。頂上からイタリア側方面のスロープを滑るということです。彼方には欧州最高峰のモンブランが見えます。次にお決まりのローテンボーデンとリッフェルベルク間をトレッキングしました。リッフェル湖に映る逆さマッターホルンは風もあり少し鮮明ではありませんでしたが、それでもその雄姿は素晴らしく、晴天に感謝しました。一旦町まで戻り今度はスイス最高峰のモンテローザ山群を間近に見られるスネガパラダイスへ向かいます。このようにピークパスを使うと3つのピークに自由に行けます。後から写真を見ると、どの写真もマッターホルンを背景にしていることに気が付きました。それだけインパクトが強い山なのですね。
観光資源を満喫しましたが、スイスでの不満は物価の高さです。スイスの平均年収が日本の2.5倍
の1150万円ということですが、物価も同様に日本の2.5倍と感じました。日本では550円のマクドナ
ルドのセットが1300円、ホテルも倍以上で交通費も高いです。レストランの値段はやや日本より
高いと思いました。我々はあまり長居はできませんが、スイスの人が、海外旅行すると随分物価が
安いと感じるでしょうね。