ついでのパリ観光

日程:2007年8月2日―8月8日

同行者:娘

当時大学生の娘がイギリスのブリストルへ短期留学することになり、出発まで2週間という頃、突然「寮までたどり着く自信がないので、同行し道案内して欲しい」と懇願されました。娘からは「何か問題があったら一生恨むからね」と脅かされ、妻からは「娘と2人だけの旅行は一生無いから行って来たら」と言われ、夏休みを利用して急遽行くこととしました。ついでにパリを観光してから、ロンドン経由で行く計画にしました。

パリやロンドンは、最近は時々物騒な事件やテロが起こる印象がありますが、一度は海外旅行で行くべき場所です。本ブログのテーマである個人手配で行ける街でもあります。何回か仕事で短期間行きましたが、せいぜいルーブル美術館くらいだったので、ミュージアムパスを購入して、博物館/美術館巡りをしました。

ルーブル、オルセー、オランジェリーの3大美術館をはじめ、凱旋門、ノートルダム大聖堂、ロダン美術館、パンテオン、モンマルトル、ヴェルサイユ宮殿など他にも見所が多く、時間が足りません。

このように初めてのパリであっても、事前に調査しておけば、3-4日は飽きずにパリを堪能できます。もし初めての海外であったら少なからずカルチャーショックを受けるので、できるだけ若い頃に行った方がいいと思います。郊外のヴェルサイユ宮殿に電車で行ければ、一人旅に対し自信となるのではないでしょうか。防犯意識に対するガードを高め、恐ろしい犯罪に巻き込まれる位なら、最初は「声をかけてくる人は皆怪しい」と思ってもいいと思います。

さて、3日間のパリ観光を終え、ロンドンヒースロー空港から、目的地のブリストルへ到着しました。留学先となる寮の入り口に着いた瞬間です。安心した娘は私に「お父さん、もう帰っていいから」と言いました。近くのホテルで一晩過ごしましたが、ホテル前のパブで真っ青に晴れ渡った空に白いカモメが飛び交う姿を見ながら感傷的に、ぬるいエールビールを何杯も飲んだ記憶が残っています。

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