一人旅デビュー
日程:2008年4月26日ー29日
同行者:単独
50歳にして、一人旅をした記憶がありません。仕事での海外出張は年に3-5回のペースで続いていましたが、プライベートな旅行は常に家族と一緒でした。学生時代も友人との旅行が主体でした。そのころ子供も学生生活が忙しいので、近くの山に一人でトレッキングに行くようになりました。その延長上で、妻にも了解をもらい、一人で旅行に行くこととしました。会社の先輩が中国の山に頻繁に通っており、情報をもらいまずは入門編として、北京旅行を計画しました。
2008年は北京五輪が開催予定で、ピカピカの鳥の巣スタジアムを見て革新的と感じました。もっとも数年後に見た時は、少し汚れた雰囲気でしたが。
このように市内を2日ブラブラ歩き、3日目に前門から出発する万里の長城(八達嶺城、明の十三陵と昼食付)ツアーに参加しました。参加者は現地の人ばかりです。集合時間や注意点を車掌から言われてもわからないので、休憩時にメモに時間を書いてくれとお願いしていたところ、似たような若い人がいました。聞くと財務省にお勤めの方で、やはり一人旅がしたくて初めて海外旅行に来たということです。言葉はわからないが数字だけは覚えてきたということです。さすがに財務省ですね。解散後、王府井の露店席で夕食を一緒に食べ、年の分ビール代などを払わせていただきました。
海外では言葉もわからなかったり心細かったり、不便なことも多いですが、新たな発見もあります。昔と違いネット情報が多い分、感動が薄れるといった点もありますが、思い切って出かけてみたら案外楽しかったです。