上海で便器受水槽の蓋破損
妻と上海を旅行中、猛烈な腹痛に襲われました。炎天下にペットボトルの水を長時間持ち歩き、それを飲んだせいでしょうか。ホテルの部屋で静養し、妻は一人で市内を観光に出かけることとなりました。
さて、部屋のトイレで用を足し流そうとしますが、水が流れません。ホテルの係を呼べばいいのですが、汚物も残っていることから、自分で何とかしなくてはと思いました。
受水槽に水が溜まっている気配がないので、蓋を開けて中のフロート式給水栓を触ると水が給水されました。フロートが引っかかって作動しなかったようです。安心したその途端、陶器製の蓋がするりと滑り床に落ちて、真っ二つに破損してしまいました。合わせると割れも目立たなかったのでそのまま元通りに置きました。
次の日も部屋で寝ていると、若いホテルの女性マネージャが部屋に現れました。
マネージャ:清掃係からトイレ受水蓋が破損していると報告があった。あなたが破損したのですか?
私:その通りだが、不可抗力である。
マネージャ:規定により設備の補修費用として、1000元(15,000円)請求する。
私:もともとは、備品の整備不良が原因だ。自分の汚物がある状況で、あなたは係を呼びますか?必要がないのにわざわざ蓋を開ける必要はないでしょう。
マネージャ:状況は理解するが、規定は規定である。過失を認めいくらか支払ってもらわないと困る。
私:過失は認めるが、1000元は高すぎる。100元でどうか?
ということで、100元(1,500円)支払うこととなりました。すぐに支払い、領収書をもらいました。自分のミスは認めるが、とりあえず粘って見るというお話です。
水であたるのは怖いですね。そのあと、1か月位お腹の調子がすぐれませんでした。