四川省と西安周遊
日程:2009年8月22日ー30日
同行者:単独
この夏休みは、四川省周遊を計画して行ってきました。世界遺産5か所を一気に回ろうとする欲張り計画です。このころANAは重慶に直行便があり、早く到着できた重慶の朝天門から見る長江の流れは雄大でした。
翌日、大足石刻へ向かうバス切符を購入するのに1時間並び、購入したチケットが遠回りして向かうため、予定より遅れ大足に到着しました。そのためメインの宝頂山は見学しましたが、北山へはいけませんでした。当日中に成都まで移動する必要があります。成都はその年、パンダパスを発行していて、主な観光地はパスで入場でき、非常に有効的でした。もう少しゆっくりし四川料理も味わいたいところですが、中華は何人か集まり食べるのを前提にしており、一人では少し寂しい気分です。重慶火鍋も陳麻婆豆腐店も行きましたが、一人では辛さや痺れがよけい身にしみます。
さて、今回のメインは九寨溝です。朝一番の飛行機で移動して、マイクロバスで黄龍を経由して向かいました。黄龍の景色はこれまでに見たことがないもので、麓から頂上(富士山より標高が高い)まで徒歩で往復して堪能しました。
九寨溝は2日間かけじっくり回りました。天候にも恵まれ、2日目は普通はバスで向かうところ、溝口から徒歩で樹正溝をあがり、中国の観光地とは思えぬ静かさを堪能しました。夏の九寨溝は湿度が低く、広い中国で統一時間を採用しているので、夕方8時過ぎまで明るく、イギリスの夏のように爽快でした。
一方最後に向かった古都西安は、ほこりまみれで町が汚く、いい印象はありませんでした。兵馬俑は雄大でしたが、黒ずんだ大気で汚れが目立っているようにも感じました。旅の疲れが出てきたせいか、せっかくの観光地も楽しむ余裕がなかったように思いますが、無事にハードなスケジュールをこなすことができ、中国一人旅への自信を深めるものとなりました。
8/22:成田/重慶
8/23:重慶ー大足観光ー成都
8/24:武候祠、杜甫草堂、金沙遺跡、都江堰、青城山
8/25:成都/九寨溝空港、黄龍、九寨溝
8/26:九寨溝
8/27:九寨溝
8/28:九寨溝空港/西安空港、陝西省歴史博物館
8/29:兵馬俑、始皇帝陵、華清池
8/30:西安/北京/成田