黄山
日程:2009年5月3日ー7日
同行者:単独
黄山を見ると他の山は見れないと言われる中国の名山に行ってきました。屯渓老街で一泊しましたが、登山目的なら湯口まで直通バスで行き、温泉街で一泊した方が時間を節約できます。3-4時間かかりますが、4人なら杭州空港から直接タクシーで500元位で行けませんかね。行った人に聞いてみたいと思います。
こんな名山なのに日本の登山マップのようなコース時間を明記した正確な地図がなかなか見当たりません。時間が読めないので、前山からロープーウエで玉屏楼まで上がりましたが、徒歩では3時間です。当日は天候に恵まれましたが、これは運次第です。また人が多いので、可能なら中国の連休時と土日は避けた方がいいです。特に玉屏楼から光明頂の間は渋滞しますが、飛来石や西海部は人は少ないです。頂上部にいくつかホテルにぜひ一泊することをお勧めします。他には獅林飯店、西海飯店、天海賓館が頂上部にあります。朝夕は泊まり客だけで落ち着けます。私は安かったので北海賓館別館の小屋に泊まりました。山小屋と割り切り、施設や食事は期待しない方がいいです。非常食も持参すべきです。ガスバーナがあれば自炊できますが、飛行機への持込禁止ですので現地で調達しか手はなく、実際試したことはありません。
黄山四絶と言われる、怪石、雲海、奇松、温泉の素晴らしさは、温泉を除いて実感しました。アクセス方法や日本語の旅行指南が充実していれば、日本の山愛好家の人にも個人手配で計画できるものと思います。注意点ですが、雲谷寺登山道は、工事材を運搬する人が一緒に登っています。写真のボンベは多分60kgを超えています。天秤棒で両肩で荷重を受けていますが、万一落下すると大変なことになります。冷や冷やしながら降りてきました。運搬の人のふくらはぎは屈強でしたが、事故がないことを願うばかりです。
5/3:成田/杭州 杭州西汽車站→屯渓
5/4:屯渓→湯口(バス)、湯口→慈光閣(バス)、慈光閣→玉屏楼(索道)、蓮花峰、光明頂、飛来石、西海、北海賓館(泊)
5/5:獅子峰でご来光、始信峰、雲谷寺まで徒歩下山、タクシーで翡翠谷往復、湯口→杭州
5/6:杭州市内
5/7:杭州/成田