55歳記念旅行(イタリア その1)

ニースの海岸で一泊する筈が、アクシデント(ドイツとフランスの鉄道パス 参照)の為、夜行での到着が翌日の朝となってしまいました。そのままイタリアへいかねばなりませんが、休日ダイヤで極端に本数が少なく、モナコを通過し、リビエラ海岸沿いを通る列車を乗り継ぎジェノバ着がお昼となりました。町の匂いを嗅いだだけで、そのまま当日宿泊地のフィレンツエに着いたのが夕方です。なんと1日中、電車移動していたことになります。途中のピサで降りようかと思いましたが、疲れていて断念しました。名だたる観光地を素通りする計画を呪いましたが、鉄道ファンであれば案外それで満喫プランだったかもしれません。

実はフィレンツエからローマに向かう列車でもトラブルがありました。旅行前にイタリア国鉄のwebから予約したのですが、予約最終段階で画面が固まり、乗車に必要なPNRコードを取得できません。しかし数日後、しっかりとカード決済されていました。カスタマーセンターにメールしましたが、何も返事がない状況で、イタリアまで来ました。予約途中画面(列車番号、座席番号も記載あり)のページを印刷し駅のチケットオフィスで確認してもらいますが、冷たく「偽サイトに引っかかったですね」と言われてしましました。そんな筈ないでしょう。TRENITARIAの名前で決済済で、座席の予約状況を確認して欲しいと要求しましたが、追い返されます。フランスとイタリアの国鉄マンは冷たいです。えーい、もうこのまま乗ってしまえと思い、列車を待っていたところ、急に列車がキャンセルとなり、別のホームの列車に乗り込むことになります。少し遅れて発車しました。列車内の検札で、予約途中の画面印刷を見せたところ、何も言われず、無事ローマに到着しました。

フィレンツエは、5月の連休中で博物館も休館で、観光はドウオーモの上に上った程度でした。町の雰囲気は素晴らしく妻と再訪を誓いました。

4/29:ニース/モナコ/ジェノバ/フィレンツエ

4/30:フィレンツエ

5/1:フィレンツエ/ローマ

以下、ローマ編に続く

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