バンクーバ空港での出来事

トーテムポールがお出迎え

バンクーバー空港は、今年9月の旅行時、羽田からトロント行の乗継空港というだけで、全く意識していませんでした。しかし色々ハプニングがありました。

到着したら、イーグルと万歳の奇妙なオブジェや大きなトーテムポールがお出迎えしてくれます。近郊の世界遺産のスカン・グアイをイメージしたのでしょうか?

しかし、楽しい気分もつかの間でした。

 

入国審査

入国審査場で、飛行機内で入国書類と税関申告書をもらい忘れたことに気づきました。

ところがここでの一次審査は自分で機械で行う方式でした。ここで税関申告有無の入力とパスポートのスキャン、入国目的等入力します。カメラで写真も撮りますが、私の写真はなぜかうまく写らず、写真欄が×印となって、妻はしっかり写っている紙が印刷されました。

どうしたらいいか近くの係員に聞きましたが、そのまま進めと言われ、二次の有人審査官にその紙とパスポートを渡します。入国目的と日数を答えると、そのまま通過となります。同行の妻はパスポートも確認されませんでした。このシステムは果たして省力化になっているのでしょうか?X印の写真でもOKなら、そもそも必要ないのではないでしょうか?

また、写真のような赤いメープル柄の入国スタンプを期待していたのに無いのは残念です。そういえば成田へ帰国時も、パスポートをスキャンするだけで、帰国のスタンプは無く、寂しい時代を実感しました。

 

税関検査

その後、荷物を受け取り、税関出口で印刷された紙を渡しました。その後国内線のカウンターを見つけ荷物を再び預けます。係員は搭乗券を確認するだけで、テーブルカウンターに荷物を乗せるのは自分です。荷物タグはトロント行なのに、形式的な税関検査のため、国内線へのスルーはできないのですね

 

保安検査場

保安検査も謎でした。妻は普通に通過できたのに、私はピイーとブザーが鳴り、両指に何かを付けられ機械で調べられました。銃を扱ったかどうかの硝煙反応試験でしょうか?日本人で銃を扱ったことがある人は警察官かその手のごく僅かしかいませんよ。勿論、銃は持ち込めませんが、今時は手荷物検査をすり抜けられる銃があるのでしょうか?

 

エアカナダ便

ターミナル内ではラウンジも探せませんでしたが、国内線でもラウンジはあったようです。

エアカナダ便は5時間も乗るのに機内食は有料だし、マイルも何故か加算されません。スターアライアンスなのに、LCCのようなサービスでは考え物です。色々腑に落ちないカナダ初日でした。

前の記事

若者の海外旅行離れ

次の記事

最後の搭乗客