漢拏山あえなく途中撤退
日程:2018年4月28日(土)-5月1日(火)
同行者:妻
5月の連休に、格安LCCで韓国済州島へ行ってきました。
国内からのLCCは初めての経験で、少し心配でした。チェックインまで座席が指定できないし、荷物の許容量も少ないし、機内での食事は出ません。オプションで指定できますが、格安の旨みが無くなってしまいます。到着は1時間遅れましたが、結果的には、短距離航路(成田から2時間)では何も問題ないと思いました。安さに味を占め、また使うかも知れません。
この島では、韓国唯一の世界自然遺産が「済州の火山島と溶岩洞窟群」という名前で登録されています。登録範囲の漢拏(ハンラ)山、城山日出峰、万丈窟溶岩洞などを訪問しました。なかでも漢拏山は、韓国最高峰の標高2000m近くあり、今回の旅行のメインイベントとして計画しました。
天気予報で晴れであることを確認し、最短ルートの霊室コースの登山口までレンタカーで向かいます。しかし天気はどんどん悪化し、標高1000mの登山口到着時は雨でした。行けるところまで行こうということで、木道を進みます。本来なら写真のような滝や奇岩が見える筈ですが、視界がまったくありません。1時間ほど歩き、樹林帯を抜けた頃、風雨が強まり、あえなく途中撤退となりました。
島の北側まで戻ると、天気予報通り晴れで、山頂も見えます。南側からのルートを選択したことが敗因のようです。済州島は、北側からの風が漢拏山を通過した際、カルマン渦を発生させることは良く知られています。流体力学を専門としているのにもう少し検討すべきでした。
ところで、済州島の食事は、ホテルの朝食や、黒豚、アワビなど満喫しました。中でもアワビは安価で、毎食のように食べました。
4/28:成田(11:15)→済州(13:15)、済州市内
4/29:城山日出峰、万丈窟など
4/30:漢拏山、オソロロク茶博物館、西帰浦市場など
5/1:済州市内、済州(14:25)→成田(16:40)
滞在ホテル:新羅ステイ済州