泰山と青島
日程:2010年8月9日ー13日
同行者:妻
妻を中国に誘うには、何らかのオプションが必要となります。今回は、5つ星ホテルに泊まるからと言い了承を得ました。私は泰山に行きたかったので、泰山まで日帰り可能な青島を旅行先としました。
青島は、戦時中ドイツの租借地で、中国らしからぬ雰囲気のある町です。オレンジ色の屋根は、ドイツのローテンブルグや、イタリアのフィレンツエのようです。有名なチンタオビールは、ドイツの製法を受け継ぎおいしくて安いです。しかしビニール袋でビールを購入しているのを見て、やっぱり中国と思いました。ビール博物館では一杯試飲できますが、小学生と思われる女の子も飲んでいるのにはびっくりしました。
滞在したホテルは、シャングリアホテル2泊とインターコンチネンタルホテル3泊です。付近は北京五輪のヨット会場になり、再開発されおしゃれです。5つ星ホテルでも、その時期、朝食付きで大変お安く泊まれ満足しました。労山にも行きたかったのですが、泰山もいったこともあり却下となりました。青島の町には地下鉄が無く、交通機関はバスとタクシーだけなのが少しマイナス点です。
泰山は、青島から新幹線で3時間ほどです。歴代の皇帝が即位の儀式で登頂し、天下第一山と格式高い山です。写真の唐摩崖の金文字は、唐の玄宗皇帝のものです。しかし我々はバスとロープーウエーで簡単に頂上まで行ったせいか、人が多すぎたせいかあまり感動はありませんでした。やはり麓から標高差1500mを7000段の階段しか通行手段がないとすれば、感動の度合いは違ったと思います。麓の岱廟では、中国の歴史を感じることができます。
8/9:成田/青島
8/10:泰山日帰り
8/11:青島市内
8/12:青島市内
8/13:青島/成田