あやうく不正乗車

欧州の駅では、改札口がありません。プラットホームの端の目立たない位置に刻印機があり、一応ここが有効切符が必要なボーダーラインです。信用乗車方式と言うそうですが、決して客が信用されている訳ではなく、中長距離列車では必ず列車内で検札があります。

一部の都市の地下鉄では、日本のような改札口がありますが、ドイツでは地下鉄すら改札口がありません。しかし、2人組の抜き打ち検査官が時々回ってきて、有効な切符が無い場合は、高額なペナルティを請求されます。切符を購入したらホーム入口の刻印機でバリデート(有効化)する必要があるので、バリデートしていない回数券を持っているだけでは不正と見なされます。

10年以上前ですが、知らずにドイツのボン市内でバスに乗った時です。降り口で運転手に小銭を渡そうとしても、両手を広げ変な奴と思われただけなので、そのまま降りてしまいましたが、不正乗車だったのですね。バス内でも時々複数の検査官が乗り込んで、切符をチェックしていて困った顔の乗客を何度か見たことがあります。まるで、犯罪者扱いで、当事者になったら恥ずかしいし、見ていても気分は良くありません。地下鉄やバスなど数駅を乗車の場合、ついうっかり車内で購入できると思い乗ってしかねません。

しかし同胞の評判を下げないためにも、事前に必ず有効な切符を持ち、ホームや車内で刻印し乗車するようにしましょう。