成都高速道路を歩く

映画「ラ・ラ・ランド」は、ロサンゼルスで渋滞した高速道路上、車から降りダンスする楽しいオープニングで始まりますが、中国の高速道路では興味深いシーンを見たことがあります。

地方の高速道路では路肩を歩いている人を時々見かけます。農機具を担いで歩いている人は、畑に作業へ行った帰りでしょうか? 赤ちゃんをおぶって歩いているお母さんはここが実家までの最短距離なのでしょうか? 橋の上で釣りをしている人は釣れるのでしょうか? 色々興味が湧きます。

実際に自分が路肩を歩くことになった経験談です。成都からミニバスで楽山大仏の見学に行った時です。帰りもミニバスで市内へ向かいます。町へ着いたらそのまま成都空港へ行く予定でしたが、途中で降りれば成都空港に近く、町までの往復時間が短縮できるようです。前の人に付いてあわてて降りたところが、写真のような路肩でした。路肩をぐるっと回り一般道に降りると、3輪タクシーが待っていて、そのまま空港へ行けました。なるほど近くて合理的ですが、日本ではまず経験できないでしょうね。

当然、中国でも違反だと思いますので、よい子は真似しないで!

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