アメリカでは国際免許証不要

以前、国際免許証の有効性をネットの情報から検索したとき、カリフォルニア州法で日本の免許証があれば90日以内の旅行者は運転でき、国際免許証は単なる翻訳書の扱いに過ぎないことを確認しました。

大手レンタカー会社のHERTZやAVISでは、免許証の翻訳サービスがあります。1000円程度の手数料で免許証のコピーを送れば90日間有効の翻訳書類が送られてきます。借りる際の手続きが簡単になると書かれています。これがあればジョージア州以外のアメリカ、英国、オーストラリア内で国際免許証は不要です。官憲への提示にも役に立つでしょうと、ちょっと心許ない記載もあります。一方この翻訳書は公的な書類でないとの注記もあります。

以上の情報から、公的でなければ自分で作っても問題ないと判断し、免許証をA4にコピーし内容を英訳したものを用意しアメリカでレンタカーを借りました。借りる際の本人確認は日本の免許証をコピーされただけなので自作英訳版は使っていません。ANAのプレミアム会員なら自動的にHERTZのGOLD会員になれたので本人確認が簡略されたのかも知れません。それから数度レンタカーを借りています。予約時に免許証情報を入力しておけば問題ないものと思われます。

また、30年以上前に警察官に呼び止められた以降、提示を求められる機会がないので自作翻訳版の効果も確認できていませんが、今後も同じ方法とする予定です。

日本の免許証が和英併記になっていれば、国際免許証も不要で、すべての問題が解決するのにと強く思いました。

保険は、自賠責(PP)と追加の対人対物(SLI)は必須です。車両保険(LDW)について、実は自分の車では加入していません。保険代が高いのと、古い車なので自損事故はあきらめがつくからです。しかし海外レンタカーの場合は加入しています。慣れない車と交通制度で事故確率が高いし、どれだけ請求額になるかもわかりません。

さて颯爽と運転中、左ハンドルにも慣れたなと思い左折のウインカーを出そうとするとワイパーが回りだしました。この時に、もっと注意深くと気を引き締めようと思うことが、実は事故防止には一番大切なことかも知れません。