ミラノ、フィレンツエ、ベネチア(ミラノ編)

日程:2014年12月29日ー2015年1月6日
同行者:妻

年末の欧州便はシーズンオフで航空券は以外と安く手に入ります。冬季限定のクリスマスマーケットも体験したいところですが、美術館鑑賞、音楽鑑賞、スポーツ観戦といった楽しみもあります。

ミラノでダ・ビンチの傑作「最後の晩餐」を見ました。教会建物自体は戦後再建されていてきれいです。絵画も30年前に修復され輪郭もはっきりしています。人類の至宝と言われる世界遺産を一度は見たかったので満足しました。しかし納得できない点もあります。15分の交代制だし、見るべき場所はこの部屋だけです。バチカン美術館や、ウフィッツイ美術館だともうこれ以上お腹一杯というほど名画が続きます。食いしんぼうの私は「最後の晩餐」だけで満腹感が得られません。チケットはオフィシャルサイトでは手に入らず、現地日本語サイトから4倍の高値で購入したことも気に入りませんでした。

せっかくのミラノですから、本田や長友が出場するサッカー観戦もいいと思います。我々は当日がクリスマス休暇で試合が無く断念しました。時間のある方は試合日に合わせて個人手配するのがいいと思います。

大晦日は、スカラ座でバレエ鑑賞です。演目はクリスマス定番の「くるみ割り人形」でしたので、内容も判りました。但し、1Fガレリアの6人個室で、見知らぬ人との距離が近いです。我々は雰囲気を味わうことが一番の目的だったので満足しました。後ろのカップルは舞台が見えないとまるで我々のせいと言わんばかりで途中退席して行きました。

演目を落ち着いて鑑賞するためには、高額になりますが平土間席がいいようです。

バレエ鑑賞後、ドゥモ広場へ戻ると、地下鉄への出入口が閉鎖されています。カウントダウン混雑対策として、広場へのアクセスを制限しているようです。ホテルまでどうして帰ろうかと思いましたが、次の駅まで一駅間歩き地下鉄に乗ることができました。中央駅前のホテルに戻ったところ、NHKの紅白歌合戦が流れており(時差があるのに何故?)妻とシャンパンで年越しを迎えました。

 

12/29:成田/デュッセルドルフ乗継/ミラノ
12/30:ミラノ市内、「最後の晩餐」
12/31:ミラノ市内、「スカラ座バレエ」
続く