武夷山と厦門コロンス島

日程:2020年1月8日(木)~1月13日(月)

同行者:妻

武夷山風景区の5つ星ホテル悦華酒店に無事到着する。

 

 

 

 

 

 

1月9日:快晴の成田から、冷たい雨で厚い雲で覆われた杭州へ到着すると、少し気分が沈みます。今回は、杭州は素通りし、高速鉄道で武夷山へ行きます。中国高速鉄道網が充実し、以前には計画できないルートの移動も可能になりました。しかし、巨大な杭州東駅での切符受け取りの大行列待ちで40分要し、旧来の中国だなと思いました。2時間半で到着した武夷山東駅は、昨年10月に南平市駅と改名され、果たして目的地が正しいか不安でしたが、タクシー30分(90元)でホテルへ到着しました。山中で空気も良く安心。

 

我々の竹筏は、船頭さん一人が煙草を吸ってさぼっている舟にも抜かれる。景色もいいし、まあ、いいか。

 

1月10日:朝、風景区南門入口で、2日間券を購入しました。中国は60歳以上が老人割引となり、恩恵にあずかります。9時発の九曲渓川下りを予約し、園内バスで竹筏乗り場に着きます。定員6人が集まると、軽い女性を前に乗せ、8時半にはもう出発です。ガイドブックには前日の要予約とありますが、シーズンオフで人は少なめです。竹筏で2時間の船頭さんは大変と思いますが、我々の舟は多数に追い抜かれ、もう少し頑張って欲しいと思いました。普通は1時間半で到着です。気温は15℃位ですが、川面で冷えた体をミルクティで暖め、次にメインの天游山風景区へ向かいます。850段の石段を登ると絶景に出会います。その後、一線風景区へ行き、一日目が終了しました。

850段の階段を登る。

 

 

 

 

 

 

ガイドブックで見た絶景だ。

 

 

 

 

 

 

20g300万円の大紅袍母樹

岩場の間に老木茶が続く。

1月11日:午前中、大紅袍風景区と、水簾洞風景区へ行きました。中国茶の最高峰と言われる大紅袍の母樹が6株岩場に張り付いています。水簾洞は徒歩往復で1.5時間要するので、1日券の場合は割愛してもいいと思いました。午後4時前の高速鉄道で、厦門へ向かいます。夜なのに厦門の気温は20℃近くあり、汗ばむ程です。大都会でタクシー乗り場も見つけられず、地下鉄でミレニアムハーバービューホテルへ行きました。夜は、ホテル前の中山路をうろうろしました。にぎやかな繁華街で、妻は喜びましたが、私は頭がくらくらしました。

厦門は都会だ。

 

1月12日:朝、コロンス島行のフェリー乗り場まで、タクシーで向かいました。対面が間近に見え5分位(5元)で着きそうですが、厦門市民以外はわざわざ遠回りし30分(往復60元)フェリーに乗る必要があります。コロンス島は、アヘン戦争後の租界地で、青島のように、オレンジ色の欧米式建物屋根が広がっています。半日あれば島内を1周できます。午後は、繁華街や茶販売店を回りました。

欧州風の街並み

ホテル前のデパート。ここはハワイ?アモイです。

1月13日:最終日は気持ちが良い青空です。南普陀寺へ行きました。大きな寺院で、朝から大勢の参拝客で賑わっています。午後は2時間半遅れのANA機で成田へ戻りました。いつもながら中国便は必ず遅れます。中国の管制官は、サービス意識はゼロですね。混雑のため遅れるという説明です。公用機や軍用機優先でしょうか?少しは改善して頂きたい。一方、営業時間外に、我々を待ってもらった成田のシャトルパーキングですが、日本のサービスは何とありがたいことと実感した次第です。